昔はご飯を炊くとお釜の底におこげができていた、と言っても自分自身にはその経験はない。 おこげを食べた記憶もなければ、おこげを使って何か料理を作ることもない。
ところがうちの主人はちょっと話しが違うようで、子供の頃おやつがわりによく食べたそうである。 ご飯を炊くと底のほうにおこげができているので、ご飯をとり除き、おこげだけを取り出して熱いうちにお砂糖をふりかけておくと、おやつに早変わり。 最近そんなおこげが食べたくなったらしく、ネットで作り方を検索してさっそく作ってみた(作ったのも当然主人)。
(1)ご飯をお皿に広げ、平らにする
(2)ラップをかけずに電子レンジで加熱
これだけでパリパリのおこげの出来上がり。
電子レンジを使わずにフライパンで加熱するという方法もある。 ただ、最近のフライパンは焦げつきを防ぐために表面に何らかのコーティング加工をしている物がほとんど。 おこげを取り出す時に、このコーティング加工されているものも一緒に剥がれる可能性があるという意見もある。 だからうちでは電子レンジを使った。
ご飯を平らにする際、ラップで包んで平らにすると、より均等に平らにできるかも。
今回、お皿に直接ご飯を置いて平らにしたのだが、出来上がったあと、お皿からおこげを剥がすのに結構大変だったらしく、二回目は、お皿にまずラップを敷き、その上にご飯を盛って平らにした。 こうすると、おこげを簡単に剥がすことができる。
電子レンジで加熱する際にご飯に含まれている水分が蒸発するので、ご飯を平らにしたものをまず冷凍してから使うという方法もある。
炊きたてや温かいご飯を使う場合は、ご飯に含まれる水分が多めなので、電子レンジで加熱する時間を少し長めにしたほうがいいかも。