Someday Somewhere

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ドクダミの利用法

ドクダミはいろいろと役に立つ植物。 我が家では、家の裏など常に日陰になるような場所に毎年生えてくるのだが、乾燥させたものをいつも常備してある。

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一つ目の使い方。 上の写真、切花のようにドクダミを花瓶に挿しているように見えるが、こうやって部屋に飾っているわけではない。 こうやって冷蔵庫に入れておくと、ドクダミが持つ消臭作用で冷蔵庫の中の嫌な臭いをとってくれる。

二つ目。 まず、根っこごと抜いたドクダミをきれいに洗った後、ドライフラワーを作るときのように根を上にして束ね、風通しのいいところなどにぶらさげて乾燥させ る。 完全に乾燥したら適当な大きさに切り、空き瓶やお茶の缶などに保存しておく。 この乾燥したドクダミを煎じて飲むと、体の中の毒素を尿と一緒に排出してくれる作用がある。 それはどういうことかというと、例えばニキビや吹き出物ができたときにこのドクダミ茶を飲むときれいに治ったりする。 匂いが気になって飲みにくいと感じる場合は、煎じた液体を冷蔵庫で冷やしておくと少しは飲み易いかも。

私はにきびがひどかった中学生の頃、毎日のように飲んでいた。 ひどいときでも1週間ぐらい毎日続けて飲むときれいに治ってしまった。

ただ注意することが一つ。 風邪薬など何か薬を服用しているときはドクダミ茶を飲むのはやめたほうがいい。 ドクダミ茶の利尿作用で服用している薬の成分までさっさと体外に出されてしまい、服用している薬の効き目がなくなってしまう可能性があるので。 これは私の祖母がよく言っていたこと。

ちなみに「煎じる」とか「ドクダミ茶」とか書いたが、乾燥したドクダミと水を鍋などに入れ沸騰するまで火にかけるだけ。 グツグツと煮る必要はないが、沸騰したら火を止め少しそのままおいておくといい。 そのあと、液体だけ他の容器に移す。 鍋に残ったドクダミは再度煎じて使うことができる。