「雪だー」それなら「丹沢だー」と言うわけでもないのだが、丹沢に行ってきた。
雪が全く積もらない冬はどうかわからないが、この時期、小田急線秦野駅から出ているヤビツ峠行きのバスは運休中となる。 バスは蓑毛で終わり。 ヤビツ峠に行く場合は蓑毛から小一時間かけて山の中を歩くしかない。
蓑毛からヤビツ峠に向かう道中(↓)。 写真の場所はそれほど積もっていないが、場所によっては30cm以上の雪があり、もちろんアイゼン着用。
雪が無ければもっと速く歩けるのに、1時間ほどかかってヤビツ峠バス停到着。 バス停標識の後ろ側に見えている斜面を下りてきたのだが、雪が結構積もっていた。
塔ノ岳方面への登山口まではヤビツ峠から舗装された林道をしばらく歩くのだが、この道路が雪プラス凍結で恐ろしい状態になっていた。 バスが無理なのも納得。 そんな状態にもかかわらず、大型ダンプが一台ゆっくりと通って行った。 通り過ぎるダンプを見ていたら、後輪がスリップして横に滑りつつ走っている。 怖すぎる。
ヤビツ峠から二ノ塔方面へ。 辺り一面雪の白さで眩しいぐらいだった。
遠くには相模湾や江の島も。
やっぱり冬は空気が澄んでいるので、よりきれいな展望が望める。 アイゼンを付けた靴で雪を踏みしめる音も心地よいし、普段は木々の葉で見通しがあまりよくない山道も白一色。 だから冬の丹沢はやめられない、と思ってしまう。