Someday Somewhere

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フライパンでピザを作ってみた

家で初めてピザを作ってみた。 それもフライパンを使って。 最近はネットや雑誌などで「フライパン一つで~~」といったレシピをよく目にする。 景気の悪い時代がこうも長引くと節約志向になるのか・・・(要するに新たに買うのではなく家にある物をできるだけ活用するという、いい意味で)。

参考にしたレシピはこれ(↓)。

cookpad.com

 作ってみた感想は、「こんなにも簡単に作れたのかー」。 これならわざわざ買って食べなくてもいいかもと思ってしまった。 家族も同感だったようで、「これからはピザは自作だね」だとさ。 「作るのは誰?」という言葉はとりあえず飲み込んだけど。

ところで今回、上記レシピを少し変えてみた部分がある。

  1. 強力粉を使ったものも作ってみた
  2. 2種類のフライパンを使った
  3. 生地をねかせる時間を設けた
  4. 生地を片面ずつ焼かない

1. 強力粉を使ったものも作ってみた
上記レシピは薄力粉を使っていたので、強力粉でも同じように生地を準備した。 食べてみたところ、まあ想像どおりの結果だった。 薄力粉ピザは多少パサつく感じで、強力粉ピザは薄力粉よりはしっとりというかもちっとした食感。(最近、よくフライパンでパンを作るのだが、パンも同じような印象を受ける)

2. 2種類のフライパンを使った
2枚同時に焼きたかったので、結果的にフライパンを二つ使わざるをえなかっただけなのだが、フライパンの形状がちょっと違っただけで生地の焼き具合が違った。

一つは普通のフライパン。 蓋とセットだった物で、蓋はぴったり。 隙間もできない。 もう一つは鉄製のフライパン(蓋無し)。 こちらはフライパンの一か所が注ぎ口のような形状をしていて、ぴったりの蓋をしても、この注ぎ口状の箇所は隙間ができてしまう。 この小さな隙間が今回は原因だった。 同じ生地を使い、同じように焼いたのに、隙間があったフライパンのピザは生地がサクサク。 隙間の無かったほうはもっちり。 結構食感に違いがあったので驚いた。

3. 生地をねかせる時間を設けた
レシピでは特に生地をねかせず焼いていた。 本当はそのつもりだったのだが、朝からバタバタと忙しい思いをしたくなかったので、前日の夜に生地だけ準備してしまった。 だからこれまた結果的に生地をねかせることになったのだが、フライパンでパンを作る時もそうだけど、生地はやっぱりある程度ねかせたほうが美味しい。

4. 生地を片面ずつ焼かない
レシピでは、まず生地の片面を焼き、ひっくり返してからトッピングをのせて再度焼くという方法。 ここで、片面ずつ焼くのが面倒だったので、えっーいとばかし、丸くのばした生地をフライパンに置き、トッピングをして、そのまま焼いてしまった。

フライパンの場合、火力は下からのみ。 しょっぱなから弱火で始めると、内部が熱くなるまでに時間がかかってしまう。 そこで、始めは強火。 蓋の外側を触って内部が熱くなってきたことを確認したら弱火にする。 もちろん強火の時も生地を焦がさないように気を付ける必要はあるが、こうすると、チーズもしっかり溶けるし、弱火だけの場合より時間が短くなるためか、生地がクリスピーを通り越してパサパサになることもないし硬くなることもない。 生地の表面はサクッ、中はしっとり。 個人的にはこの食感がたまらない。

次回はピザソースも自作でいこうかとか、トッピングに何をのせようかとか、想像は広がるばかりである。