オレンジページ(2016年3月2日号)で紹介されていたフライパンで作るちぎりパン。 この時のオレンジページはパラパラと見ることは見ていたのだが買っていなかった。 そして今頃になって気になり始めた。 あちこちのサイトでも同じようなパンのレシピが紹介されてはいるが、気になり始めたら最後、どうしてもこのオレンジページに載っていた通りに一度作ってみたくてしょうがない。 ということで、見つけました。 このサイト(↓)、「Happy and Green」というブログ。 「Happy and Green」さんに感謝です。
さっそく参考にして作ってみた。
作ってみて感じたこと。
一次発酵と二次発酵
本来、しっかり発酵させるには時間をかける。 これが一番。 でも、このちぎりパンレシピの売りの一つが「70分で作れてしまう」である。それじゃあ「どうやって70分以内にしっかり発酵させるのか」ということになる。 そこで、おおまかに言うとこのレシピでは一次発酵、二次発酵共に「フライパンに生地を置き、蓋をしたら弱火で1分。 蓋をしたまま15分~20分ほど放置」。 でも、やってみるとあまり発酵して膨らんだように見えない。
フライパンをかなりの弱火で1分ほど温めても、蓋をしたフライパン内の温度はそれほど高くなっていないと思う(レシピでは、一次発酵させる時、フライパンに大匙1杯の水を入れるとなっているがフライパイ内の温度があまり高くなっておらず、せっかく入れた水も意味をなさない状態)。 もしちゃんと発酵させたいのであれば、➀時間をかける、又は➁先にフライパンをしっかりと温めてから、クッキングシートに置いた生地をフライパンと蓋の間からすばやく滑り込ませる。 また、冬場など周りの温度が低い時は時折りフライパンを弱火で温めてフライパン内の温度を保つ、といった具合だろうか。
今回は時間があったのでレシピ通り一次発酵を試みた後、半ばふてくさったようにそのまま約1時間放置。 すると生地もふてくさったかのようにこんなにふっくらと(↓)。
レシピに従い、一次発酵を終えた生地のガス抜きをして、16個に分け、再びフライパンで二次発酵。 この時もそれほど膨らんだようには見えなかった。 またそのまましばらく放っておこうかと思ったのだが、面倒になりそのまま焼きへ突入。
出来上がりはこんな感じ(↓)
まあ、ちゃんと焼けていました。 黒っぽく見えるのはレーズン。 生地を16個に分け、丸める時にレーズンやら胡桃も入れたので。 味は家族にも好評でほっと一安心。
どうも発酵にこだわってしまうが、とにかく朝バタバタしたくないという我が家のパターンとしては、朝食べたい時は前日の夜に生地を捏ねて放置。 次の日の朝に焼くがベストかなと。
また、今の時期なら1時間もあれば十分発酵してかなり膨らむので、一晩も放置した日には膨らんですごい状態になってしまう。一次発酵で膨らんだら冷蔵庫に入れておくといいと思う。 「せっかく発酵したのに冷蔵庫・・・?」と思うかもしれないが、実際やってみたけど特に問題はなかった。 それより、室内に放置して2時間ほど経っただろうか、既にボールから生地がはみ出していた。
それにしても、こんなに簡単にフライパンだけでパンが焼けてしまうなんて、オレンジページにしても、いろいろなサイトにしても、レシピを紹介してくれている方々に感謝です。