去年の12月、出張から戻った主人の第一声は「pcの調子が悪い」だった。 使っているのは東芝のKira。 その時は冷却ファンが問題で、結局冷却ファンだけを購入し、自分で交換して解決した。
そして今回、出張から戻った主人のpcは何事もなく動いてくれていたのだが、それも束の間、再び調子が悪くなってしまった。 今回、問題の原因はよくわからなかった。 とにかく起動すらできなくなった。 慌ててネットで検索していた主人、リカバリメディアというものを使って修理できるかもというところまでたどり着いた。 でも、使っていたpcは起動すらしないわけで、他のpcでリカバリメディアを作成して実行。 わかっている人はここまで読めば結果は既におわかりかと思う。 そう、別のpcで作成したリカバリメディアではダメなのである。 「別のpcで」と書いたが、サイトや修理店の人の話をまとめると、全く同じ機種ならいざ知らず、他メーカーではもちろん、同じメーカーでも機種が違うとダメなことが多いらしい。
主人の場合、MicrosoftのページからDellのデスクトップでリカバリメディアを作成したわけで、当然KiraはUSBフラッシュメモリを認識しようともしない。 東芝の安心サポートに連絡し、電話口で指示通りにやってみたがもちろんダメ。
しょうがないので、あちこちの修理店に問い合わせてみたのだが結局東芝に修理に出すのが一番安上がりだったので、東芝に修理に出しました。
ところで、修理に出す前にpcを持ち込んで問題を見てもらったお店があった。 そこの方曰く、「修復することはできるが、システム上で東芝独自の部分があり、それは自分たちでもどうしようもない。 だから、基本的には修復できるが、使えなくなる機能も幾つか出てくると思う。 例えばpcをテレビと繋いだ時とかに作動しない可能性が出てくるとか」。 また、「このpcは購入時、Windows8が入っていたはず。 東芝さんの場合、Windows8が入っているpcにWindows10を入れてはいけないということになっているんですよ」だって。 Windows10にアップデート後、似たような問題が出ているらしい。
これには驚いた。 Microsoftから「Windows10に無料アップデートできるのはいついつまでですよ」とメールが届き、世間でも一時話題になっていたのに、東芝からは何の連絡も受け取っていなかった。 商品を購入した時、メールアドレスを登録してカスタマー登録しているのに、なんでこんな大事なことをメールで知らせてくれないのか。 そして、今回の修理時にも東芝は何も言わなかった。 せめて、Windows10に無料アップデートできるよ~とニュースになっている時期に、顧客に情報を提供するのは当たり前のことだと思うのだが。 こうやって顧客が離れていくんだな~と実感してしまった。
さて、修理から無事戻ってきたpcは、もちろん、しっかりと、Windows8になっていました。 新しいpcを買った時はリカバリメディアの準備をちゃんとしておきましょう。 少なくとも、自分のpcはリカバリメディアをどうすれば入手できるのか確認しておいたほうがいいと思います。 メーカーによっては購入時にオプションでリカバリメディアを売っていたりします。 東芝はpcにリカバリメディアを作成するtoolが入っているので、それを利用して作ります。 32G以上のフラッシュメモリーが必要ですが。