少し前まではフライパンやトースターを使ってパンを焼くことにはりきっていたのだが、最近はもっぱらナン作りに凝っている。
うちの家族は基本的に小麦粉で作ったものが大好き。 フライパンやトースターでもおいしいパンを焼くことは十分可能なのだが、手捏ね、発酵という過程が、なんかこう、もっとシャカシャカっと手軽に作れて尚且つ食べ方も自由自在的なものを求めていた。
そこで、あれやこれやと作ってみた。 薄餅、春餅、ナン、チャパティ、ガレット・・・。 そして落ち着いた先がナンだったと言うわけ。
ナンの作り方を検索すると、素人からプロまで、日本人やインド人などいろいろな方がレシピを公開してくれている。 幾つか作り比べてみた結果、うちではこの方のレシピ(↓)を参考にさせて頂きました。
うちの近所にネパール料理の店があり、そこの焼きたてナンはとても美味しいのだが、冷めるとすごく硬くなってしまい、電子レンジで温めてもやっぱり焼きたてと同じというわけにはいかない。 上記レシピのナンは、冷めてから経過した時間にもよるが、多少冷めてもまあまあ食べれます。
電子レンジで発酵させたもの
「ベテランになると、焼いている最中に生地が膨らむようになります」と書かれているサイトをよく見かけるが、別にベテランでなくてもこんな(↓)感じで、ボールのように膨らみます。
フライパンからお皿に移すと、自然に膨らみが萎んでいく。
こちらは焼き立てにバターを塗ったもの
この日はシンプルに、ソーセージ、キュウリとピーマンのサラダを載せてというか巻いて食べました。
おかず系でも、バナナなどのフルーツでも、ジャムやハチミツでも、好きな食べ方で食べれるし、パンほど発酵に手間をかけなくても十分焼けるのが気に入ってしまい、休日の朝食はほとんどナン。 レシピでは発酵とベンチタイムで合計3回ほど生地を休ませているが、うちでは電子レンジでの発酵のみ。 生地が2倍ぐらいになったら、どんどん形を作ってフライパンでガンガン焼いています。
また、レシピでは300g全て強力粉で作っていますが、300gのうち100~150gほどを薄力粉にかえると、生地を伸ばすとき楽です。 強力粉だけだと弾力があり、生地を伸ばしても元に戻ろうとしてしまうので。
それから、水分量。 ナンに限らずパンなども同じだが、その時の温度や湿度によって混ぜる水分にかなり差が出てきます。 例えば、今の時期(8月)は高温多湿なので、水分量はレシピよりも少なめに入れ、様子を見つつ調節するといいでしょう。
フライパンで焼く時は、まずフライパンを十分に熱してから生地をおき、後は弱火又は弱火に近い中火で。