シャンプーの話し。
以前書いたが、皮膚が敏感なせいか市販されているシャンプーがことごどく合わず、基本的にお湯のみでシャンプーをしている。 汗をたくさんかく時期は洗面器に入れたお湯にお塩を溶かしたもので洗うとか、無添加固形石けんで洗うとかしている。
これらの方法でも特に問題はないのだが、自分で固形石けんを作っているわけではないので、石けんの材料となるオイルを選べるわけでもなく、無添加と謳っているものなので基本、香りがついているわけでもない。
無添加の液体シャンプーやボディソープが使いたいという人の中には、無添加固形石けんをおろし器ですりおろし、お湯で溶かして液体シャンプーを作っている人もいるらしい。 作り方を紹介しているサイトを幾つか見たことがある。
わたしとしては、固形石けんという形状がどうのというわけではないのだが、メーカーによって髪の毛の洗い上がり感にも差があるし、エッセンシャルオイルで少し香りをつけたいとか、髪に良さそうなオイルの入ったものでシャンプーできたらなあと思うことがある。 でもおろし器で固形石けんを延々と細かくする気にもならない。
そんな中、とろとろ石けんをシャンプー、ハンドソープ、ボディソープとして活用しているという記事をあるサイトで見つけた。 ちょうど今使っているとろとろ石けんは炭酸塩を含んでいない無添加粉石けんだから、いつも使っている固形石けんと成分は変わらないし、自分もやってみようかと思い立った。
まずは試しにということで、容器の10分の1辺りまでとろとろ石けんを入れ、そこにお湯を多少足し、オリーブオイルとハチミツをほんの少し入れ、バシャバシャと振って出来上がり。 200ml容器の半分ぐらいになった(↓)。
ハチミツは泡立ちをよくする効果があるそうで、ハチミツの代わりにグリセリンでもいいらしい。 オイルは、今回は家にあったオリーブオイルを使用。 オイルは逆に泡立ちをおさえてしまうらしく、たくさん入れてしまうとベタベタしてしまいそうなので、本当に少しだけ入れた。
さて、シャンプーしてみた結果はというと。
オイルが原因だと思うのだが、シャンプー後乾いた状態の手触り感がなんとなくぺたっとしているというか・・。 オイルの量には気を付けたつもりでいたのだが、それでも多かったのか、はたまたエキストラバージンオリーブオイルを使ったためか。 見た目にはわからないが髪の触り心地が気になる。
結局、100mlほど作ったのだがシャンプーとして使うのは諦めた。 いつも通り、固形の無添加石けんでシャンプーする日々に戻った。 こういう類いのものは、自分が満足するまでに何回も試行錯誤する必要があるだろうから、固形石けんが飽きてきたら、また作ってみようかとは思っているが・・。