中国新疆ウイグル自治区でよく見かける料理の一つに大盤鶏(中国語では 「大盘鸡」[dà pán jī])というものがある。 あえてカタカナで書くと「ダーパンジ」といったところだろうか。
この料理の独特な香りを作り出しているのが八角と呼ばれるスパイス。
主人が仕事で中国に行くとこの八角をよく買って帰ってくる。 そしてこの八角の香りをかぐと中華料理の色々な料理が脳裏に蘇るわけで、今回は久しぶりに大盘鸡が食べたくなった。
全てのスパイスが手元にあるわけではないので、大盘鸡もどきといったところだが、主人が作ってくれた。
【材料】
A 麺
強力粉:300g
薄力粉:100g
ぬるま湯:170cc
塩:三本の指でつまんで3つまみ
サラダオイル:小さじ1~2
A 麺
強力粉:300g
薄力粉:100g
ぬるま湯:170cc
塩:三本の指でつまんで3つまみ
サラダオイル:小さじ1~2
B大盘鸡本体
鶏肉
タマネギ:1個(中)
ニンジン:1本
ジャガイモ:4個(小)
ピーマン:3個
ニンニク:5~6カケ
塩
胡椒
豆板醤
八角
オイル
鶏肉
タマネギ:1個(中)
ニンジン:1本
ジャガイモ:4個(小)
ピーマン:3個
ニンニク:5~6カケ
塩
胡椒
豆板醤
八角
オイル
【作り方】
1)まず麺を作る。
(市販の麺を使う場合はこの工程はスルーしてください。 麺も自分で作ったほうが美味しいですし、塩分も自分で加減できるので、我が家では自分で作ることが多いです)
1)まず麺を作る。
(市販の麺を使う場合はこの工程はスルーしてください。 麺も自分で作ったほうが美味しいですし、塩分も自分で加減できるので、我が家では自分で作ることが多いです)
ボールに小麦粉を入れ、塩を溶かした水を少しずつ加えながら菜箸で混ぜる。
2)小麦粉に水分がいきわたりボロボロした感じになったら、菜箸についた粉をこそぎ落し、手で捏ね始める。
小麦粉400gに対して水170gなので、はじめはかなり固くて捏ねにくく感じると思います。 全身の力を手にこめて捏ねてください。
小麦粉400gに対して水170gなので、はじめはかなり固くて捏ねにくく感じると思います。 全身の力を手にこめて捏ねてください。
3)台に打ち粉をし、2)の生地を台に取り出し、オイルを加えて更に捏ねます。 オイルが生地全体にいきわたるように捏ねます。
4)生地表面がつるんとしてきたら、一つに丸めてボールに入れ、濡らして硬く絞った布巾をボールにかぶせ、そのまま30分~1時間ほど寝かせておきます。
5)ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ピーマンを食べやすい大きさに切る。 ニンニクは1カケを半分に切っておく。 鶏肉は一口大に切って、軽く塩・胡椒をしておく。
6)フライパンに油を入れ熱し、ニンニク、豆板醤、八角を入れ軽く炒める。
熱したたっぷりの油に香辛料系やニンニクやネギなどを入れて強火でがっと炒めるのが中華料理の理想なのですが、日本の家庭用の火力ではほとんど無理です。 まあ安全の為なのでしょうがないのですが、とりあえず油をよく熱し、香辛料や薬味に相当するものを入れて強火で一気に加熱することを心掛けてください。
7)鶏肉をフライパンに加え、表面が焼けたら野菜類を加え炒める。
8)材料をある程度炒めたら水を少し加え、弱火で煮る。 水の量ですが、スープではないのでたくさん入れる必要はありませんが、食べる時に麺に絡めて食べることを考えて量を調節してください。
調味料ですが、量は好みで調節してください。
今回、豆板醤がちょうどなく、しょうがないので唐辛子系の調味料や醤油などを使いました。 八角が入っているので、とりあえず大盘鸡のようにはなりました。
今回、豆板醤がちょうどなく、しょうがないので唐辛子系の調味料や醤油などを使いました。 八角が入っているので、とりあえず大盘鸡のようにはなりました。
9)4)で放置しておいた生地を打ち粉をした台に取り出し、平らに伸ばし、麺のように切っていきます。 厚さ及び太さはお好みで。
10)鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰しているお湯に麺を入れ茹でます。
11)麺が茹であがったら、お湯を軽く切りお皿に載せ、その上に大盘鸡を盛って出来上がりです。
この料理、使う野菜と調味料によってどうにでも変えることができますね。 これからやってくる暑い夏なら、トマト系で作っても美味しいかもしれません。