English page of this article, click here : How to eat pineapple - Someday Somewhere
久しぶりに新鮮なパイナップルを買ったので、いつもの方法で食べることにしました。
生のパイナップルというと、口の中がチクチクするようなイガイガするような感じを経験した人も少なくないと思いますが、あの違和感をなくす方法があります。
それは、塩水に漬けておくこと。 これだけ。
1)ボールに塩と水を入れ、かき混ぜて塩を溶かす。 塩水の濃度ですが、リンゴを漬ける場合よりも濃い目のほうがいいです。 その方がパイナップルが甘くなり、イガイガイ感もなくなりやすいので。
2)パイナップルの頭というか葉っぱのような部分を切り落とす。
3)次に、縦に四つに切る。
4)3)で四等分したものを、それぞれ半分の長さに切る(パイナップルが大きいものであれば、三等分ぐらいに切る)
5)切った一つ一つの皮を剥く。 皮を剥くと言ってもリンゴのような剥き方だと剥きにくいので、パイナップルをまな板に置き、上から包丁を下ろし、皮をそぎ落とすような感じで剥く。 また、チクチクしている箇所が残っていると食べにくいので、もったいないようだが、皮は厚めに剥いたほうがよい。
6)パイナップルの芯にあたる部分も切り落とす。
7)芯と皮を取り去ったパイナップルを適当な厚さに切る。(缶詰のパイナップルぐらいの厚さ)
8)切ったパイナップルを1)で用意した塩水に入れ、漬けておく。
塩水に入れておく時間は半日~1日ぐらい。 パイナップルにもよりますが、短い時間ではあのイガイガイ感が取れません。 数時間漬けた後、一つ味見をして様子を見ながら漬けてください。(部屋の温度が低くない場合は冷蔵庫に入れておいてください)
私が子供の頃はパイナップルと言えばもっぱら缶詰でした。 大人になって、香港で暮らしていた頃、生のパイナップルがよく売られており、知り合いの中国人からこの食べ方を教えてもらいました。
以前、母がパイナップルを買ってきたので、この方法でバクバク食べている私を見て、「そんなにパイナップルが好きだとは知らなかった」と母も呆れてました。 バクバク食べれるぐらいイガイガ感がなくなり甘くなります。 母も食べ方を知ってからは、パイナップルを見かけると買ってくるようになりました。
機会があったら一度試してみてください。(チクチクというかイガイガした感じが残っている場合は、もう少し漬けておく時間が必要です)