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家計簿いろいろ

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今まで何度トライしても続けることができなかった家計簿ですが、自分に合った方法を見つけることができ、ここ数年、やっと続けられるようになりました。

今現在、どういう方法で家計簿をつけているかは後で書くことにして、まずは、今まで試してきた方法というか、現在の方法に辿り着くまでを書いていきたいと思います。

お小遣い帳・金銭出納帳

お小遣い帳や金銭出納帳は基本的に手元にある現金の出入りを書き出すものです。 いくら入金があり、いくら出金があったか。 単純にこれを一つ一つ書いていく方法。

「家計簿」をしっかりつけようと思ってもなかなか続かない、或いはどうやっていいかいまいちよくわからないという場合、まずはこのお小遣い帳や金銭出納帳でお金の出入りを書き出してみるといいと思います。 そして、一か月ごとに、いくらの入金(収入)に対していくらの出金(使ったお金)があったのか、自分なりに把握するといいと思います。

お小遣い帳をつけてみるとわかること

(1)現金の動きは把握できるが、現金以外のお金の動きが把握しにくい
例えば、銀行口座からの引き落としやカードで支払った場合など。 カードで支払った場合は、後日指定した銀行口座から引き落とされるので、口座の残高も把握しておく必要がある。

(2)毎月、何にいくら使っているのか把握しにくい
何にいくら使っているのか見えてこないと、お金の使い方を考えるうえで参考にしにくい。 どこを節約すべきかなどもその一つです。

このように手元の現金の出入りだけでは不十分だと感じるようになると、他の方法を模索することになります。

家計簿いろいろ

市販されている家計簿には色々なタイプのものがあるので、幾つか使ってみる必要があります。 見ただけと実際に使ってみるのでは大違いなんてこともありますし、自分の好みやライフスタイルによって家計簿の様式も変わってくると思うので。

費目は三つだけ

昔からある家計簿というと、費目が細かく分かれていたり、自分がよく使う費目と印刷されている費目が合わなかったり、書き込むスペースが使いにくかったりと、なかなか自分にぴったりくるものが見つからなかったりします。 特に費目が細かいタイプの場合、慣れていないと使いずらさを感じ、最終的には家計簿が続かないという結果になってしまうことも。

そこで、あまり細かい部分にはこだわらず、まずは大まかな費目で管理するという方法があります(↓)。

上記サイトにあるような、支出を「消費」、「浪費」、「投資」の三つにわけて書いていく方法。

例えば、日常生活に必要な物を買った場合は「消費」、嗜好品に分類されるような菓子や酒などは「浪費」、趣味や資格を取るための学習に費やした金額は「投資」に書き込みます。

ここで大事なことは、一か月ごとに「まとめ」のページを作ること。 月の終わりに、その月の入金額、三つの費目の支出額をまとめ、口座内の額も含め、お金の流れと手元に残る金額が一目瞭然にわかるようにしておくこと。 上記サイトの2ページ目にまとめページの見本が出ているので参考になります。

このタイプの家計簿であれば、わざわざ市販の家計簿を買わなくても、とりあえずノートやルーズリーフで試しに数か月つけてみることもできます。

この方法でつけてみてわかること

費目が三つしかないので、さっさと書き込むことができますが、
・費目がおおまかなので、どっちの費目に入れればいいのか迷うことがある
・カードで支払ったものに関して、後から確認しにくい
などといった不便さを感じるようになるかもしれません。

市販されている家計簿

次に使ってみようかと思うのが、市販されている家計簿。 昔からある、費目が既に印刷されているもの、費目欄だけがあるもの、レシートを貼りつけて管理するものなどなど、今や家計簿も色々なタイプのものが出回っています。

1)初めての人でも比較的使いやすく作られているもので、Amazonの家計簿カテゴリの中でベストセラー1位になっているのがこれ(↓)。

見開きで、ぱっと一目で見れますし、各欄は空白になっているので、自分のライフスタイルにあった費目を書き込むことができます。 また、日付が印刷されていないので、いつからでも始められるというのもいいですね。

2)まとめページが見やすい

名前にもある通り、シンプルな家計簿です。 費目も自分で設定できますし、毎月のまとめとして、収入・支出やカード明細・口座引き落としなどもあり、その月だけでなく次月に対してもお金の流れが見えやすいと思います。

3)一家の家計を切り盛りしてます的な家計簿

こちらも、いつからでも始められる作りになっています。 基本的なお金の収支だけでなく、マンスリースケジュール・年間決算表・貯蓄や保険のまとめに加え、贈答控えチェックまで付いているという、家計簿兼手帳のようなタイプ。

4)費目が印刷されているタイプ

こちらは費目が印刷されているタイプ。 見開き1週間で、A5サイズ。 基本的な費目が書かれているので、初めて家計簿を使う人も楽に使えるようになっています。 A5サイズの他にB5サイズもあります。

個人的には初めから費目が入っているのはあまり好きではないのですが、ある程度家計簿をつけてみて、一か月のお金の収支だけでなく、次月へのお金の流れ、一年のお金の流れ、貯蓄等まで考えられる又は考えたいと思い始めたら、このタイプの家計簿もいいのかもしれません。

PCやアプリを使う

ここまでは手書きの家計簿を見てきましたが、別に手書きでなくてもいいわけで。

今に始まったわけでもなく、以前からエクセルやPCにインストールして使う家計簿ソフトを使っている方もいます。 特にエクセルは家計簿としても使いやすいと思います。

そして、スマホからでも使える家計簿アプリ。 スマホのみから使えるものや、スマホとPCの両方で使えるものもあります。 スマホから記入できるので、書き忘れを防げたり、レシートを写すだけでいいといったものも。 一発でグラフ化して見れるのも便利ですね。

手書きかデジタルか、ノートかソフトやアプリか、色々な選択肢があり、ライフスタイルや家族構成なども様々。 当たり前ですが、どの方法が「一番便利」ということはできないわけで、自分にあった使いやすい家計簿を見つければいいと思います。

わたしは、個人的にPCもスマホもよく使いますが、アナログ大好き人間なので、スケジュール管理、家計簿、日記やライフログ的なもの、メモやノートも全て、ノートやシステム手帳を使っています(笑)。 家計簿に至っては、A5サイズのシステム手帳に手書きです。 線を引くのも定規を使って。 フォームをエクセルやワードで作ってプリントアウトすればいいのにと思われるでしょうが、作る時間と手間もやってみればどうということもなく、今だにこの方法です。

わたしがここ数年続いている家計簿については、また次回、書きたいと思います。