普段使いそうで、いざ言おうとすると「はて、何て言うのかな・・・」となりそうな単語。
スイッチ
↓
开关[kāiguān]
开[kāi]
と
关[guān]
両方とも一語で「開ける」、「閉める」という動詞なのですが、二つ合わせて使うところなど、漢字の便利さを感じます。
スイッチを入れる:拧开关[níng kāi guān]/ 开开关[kāi kāi guān]
拧[níng]は「ねじる、ひねる」という意味を持つ動詞なので、どちらかというと、押すタイプのスイッチというよりはひねるような動作で開閉するスイッチのイメージ
スイッチを押す:按开关[àn kāi guān]
こちらはまさに押してオン/オフを切り替えるスイッチ
スイッチを切る:关开关[guān kāi guān]
そういえば、山崎拓巳著『やる気のスイッチ』という本がありますが、中国語版も出版されたことがあるようです。
その書名が『干劲的开关』。
干劲[gàn jìn]:(仕事などに対する)意気込み、意欲、頑張り
ここでも、「スイッチ」はちゃんと开关[kāi guān]という単語になってますね。