先日の記事に書いた玉ねぎの皮茶に引き続き玉ねぎですが、今回は玉ねぎ本体。 玉ねぎ自体も生活習慣病を予防する優秀な食材です。
玉ねぎに含まれる成分
特に豊富に含まれている成分としては次の二つがあります。
◆硫化アリル(アリシン)
高血圧など血管の病気に効果がある
◆抗酸化ポリフェノールの一種であるケルセチン
高血圧や血液をサラサラにする効果がある
酢玉ねぎの作り方
酢玉ねぎと一言で言っても、作り方は色々。
切り方のパターン:
①すりおろす
②スライスする
③みじん切りより少し大きめに切る
食べやすくするために加えるもの:
①砂糖
②ハチミツ
③黒糖やきび糖
個人的な感想としては
◆スライスしたものを毎日食べ続けるのは飽きてしまい、続けにくい。
◆ハチミツを使う場合、かなりの量のハチミツを消費するので、あまり経済的ではない。
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我が家の作り方
上記にも書きましたが、できれば毎日ずっと続けやすいものがいいので、色々な方法を今まで試した中で、我が家では次の方法に落ち着きました。
1)玉ねぎをみじん切りよりは少し大きめに切る。
1回に使う玉ねぎは1~2個です。
2)鍋に玉ねぎを入れ、お酢ときび糖を入れる。
お酢ときび糖は、玉ねぎの量によって調節しますが、特にきっちりと量っていません。
何回か作る中で自分の好みの味の量が分かってくるので、いつも目分量です。
でも、今回はちょっと酸っぱいかなとか甘すぎたかなということはありますが・・・。
3)弱火にかけ、入れたお酢と玉ねぎから出る水分を見て、水を加える。
作り始めの段階で水をたくさん加えるのは避けたほうがいいです。
最後に水があまりにも少ないようであれば、その時加えても遅くないので。
4)お酢ときび糖を加えたら、中火で数分煮る。
下の写真でも分かるように、我が家ではしっかりと煮るというほどではありません。
しっかり煮詰めなくても、粗熱をとり、容器に詰める頃にはこんな感じになります(↓)。
5)容器に入れたら、冷蔵庫で保存します。
市販の加工食品と違い防腐剤なども入っていないので、1週間ぐらいを目安に使いきるのがいいと思います。
使い方
色々と料理に使うことができます。
◆お肉のソテーの上にかける
◆サラダにかける
◆酢の物に混ぜる
◆お酢を使った煮物や炒め物に入れる
例えば、酢豚とか鶏肉の黒酢煮など
他にも使える料理はあると思いますが、我が家では野菜や果物を入れたスムージーを作る時に加えて、毎日飲んでいます。
そのスムージーについてはまた今度書きたいと思います。
ところで、「〇〇は体に良い」とテレビ、SNS、雑誌などで話題になると、その食材をいっぺんにたくさん摂取しようとする人がいますが、どんなものも”ほどほど”が一番だと思います。
本来は体に良いとされる食材も一回に摂取し過ぎると逆に副作用みたいなことが起こることもあるので、気を付けましょう。
ちなみに玉ねぎは、あまりたくさん取り過ぎると便秘を解消するのを通り越してお腹をこわす(下痢)こともあるそうです。