無添加石鹸と言えば名前がすぐ出てくるミヨシの白いせっけん。
成分
書き方の違いということもありますが、こちらは「石ケン素地」一言ではないですね。
精製度の高いハイグレードな食品用天然油脂を使用した、丁寧な本釜焚き製法の純石けん。たっぷり含まれたうるおい成分でしっとり洗い上げる、お肌にやさしい処方です。お肌の弱い方や敏感肌の方はもちろん、赤ちゃんからお年寄りまで安心してご使用できます。新鮮さにこだわり脱酸素フィルムを使用。開けた時がつくりたてです。
全成分:牛脂脂肪酸Na、パーム核脂肪酸Na、水、グリセリン、塩化Na
価格:450円/3個入り1パック(108g/個)
パッケージに記載:香料・着色料・防腐剤無添加
成分内容について
牛脂脂肪酸Na:牛脂脂肪酸ナトリウム
パーム核脂肪酸Na:パーム核脂肪酸ナトリウム
両方とも天然油脂・脂肪酸で、石鹸の成分表で見かけることがあると思います。
牛脂に関することや、どうしてこの2種類を配合しているのかについては下記の説明が分かりやすいと思います。
https://www.live-science.com/honkan/jissen/senganerabi.html(石鹸百科・洗顔石鹸の選び方)
塩化Na:塩化ナトリウム
石鹸を自分で作ったことのある人なら知っている「苛性ソーダ」。
石鹸は、シンプルに言うと、油と苛性ソーダを混ぜて起こる化学反応によって出来上がるもの。
参考サイト
石鹸の善し悪しを決める成分と原料とは? | The Camel Soap
塩化Naとは…成分効果と毒性を解説 | 化粧品成分オンライン
使い心地
購入場所:ドラッグストア、スーパー、ネット
・うちの近所にあるドラッグストアやスーパーでは置いていないことが多く、ネットで買うことのほうが多い
・3個入り1パックで売られている
・購入しやすい価格
香り:無香料
・香料が添加されておらず、尚且つ石鹸独特の油臭さもない
泡:泡立ちは普通
・特にもちもちした泡でもなく、そうかと言ってすぐへたってしまう泡でもなく、軽い感じの泡
洗顔:全ての無添加石鹸や純石鹸と比較したわけではないが、今まで使ったことのある固形石鹸の中では、比較的優しく洗えるタイプ
・洗顔後の肌のつっぱりはあまり感じられない
洗髪:すぐなくなってしまう泡ではないので、髪や地肌を泡でちゃんと洗える
・手作りor市販に関わらず、石鹸シャンプー用のリンスは必要
・カウブランドの無添加せっけんよりは髪の毛がパサつかない
食器など:普通に洗える
・純石鹸を使って食器を洗う時よく思うのだが、食器用洗剤よりきれいに洗えるということ(ただ、油でベトベトした物を洗う際には、まずぼろきれとか新聞紙等で油をふき取っておいた方がよい)
・泡でつるつる滑るので、食器を落とさないように注意が必要
・キッチンで使う布巾などもきれいに洗える
最後に
成分に「石鹸素地」という言葉ではない文字が並び、ぱっと見た感じ心配になるかもしれませんが、これは書き方の違いの問題で、成分はとてもシンプルです。
固形石鹸の中では、比較的肌に優しい石鹸だと思います。
価格も安く、全身に使えるし、年齢を問わず使えるので、バスルームに色々な物を置きたくない人向き(→自分)。
固形石鹸は脱脂力が強いとか、アルカリ性だから洗浄力が強すぎるとか、肌には良くないみたいなことを見かけることもありますが、結局のところ、合成洗剤で化学物質がてんこ盛りの弱酸性洗剤を使うのか、それとも弱アルカリ性だけど使用されている化学物質が極力少ないものを使うのか、といったところでしょうか。
個人的には、肌に合わない基礎化粧品が多く、成分表にズラズラと並んだカタカナの中でどれが自分に合わないのかを確かめるのも気が遠くなり・・・。 色々使ってはみますが、やっぱりシンプルな物に戻ってくるといった感じです。
使い心地等は個人的な感想です。 肌質や生活習慣は人それぞれですので、全てが参考になるとは言えません。 ご自分の肌質や肌の状態をよく見極めた上で参考にして頂ければ幸いです。