坐骨神経症と言われてから20年近くが経つのですが、いまだに腰痛が発症することがあります。 寒い時期にうっかり腰を冷やしてしまったり、痛みの無い日々が続き、油断して重い物を持ったりした時に発症します。
痛みが続いた時は整形外科に行きリハビリを施してもらうなどして痛みをとり、でも、また油断すると発症するという繰り返しです。
痛みが発症する頻度もまちまちで2,3年大丈夫だったり。 腰痛に関する本を読んだり、腰痛予防のストレッチ動画を参考にしたり、いろいろと試してはみるものの、完全に治るわけでもなく(「軟骨が増えることはない」と医師から言われたこともあり、まあ完治という言葉はないのかと)。
今シーズンの冬はいつもより冷えたようで、去年から腰がまたまた痛くなってしまいました。 それに加え、運動不足のせいか背中の筋肉が硬くなったような。 どうしようかなと思っていた時、この本の紹介を見たので、読んでみました。
本が出版されたのは2013年なのでだいぶ前ですね。
正座とありますが、ここでいう正座は、正座した時に両足のかかとがくっついている状態で座るというものです。
正座自体は何の抵抗もなくできるので、別に難しくないかと思いきや、両方のかかとがくっつくなんて無理。 無理してやると膝が痛くなる恐れもあります。
しょうがないので、本の中でも解説している通り、まずはお風呂に入った時に、バスタブの中でやるようにしました。 バスタブの中でやるのは、筋肉が温まっていることと浮力があるので、体への負担が軽減されるためだそうです。
初めはバスタブの中ですら全くかかとはくっつきませんが、毎日少しずつやっていると、だんだんできるようになります。 カーペットの上などでやるのは、それからでもいいようです。
まだ完全に且つ簡単にできるようになったわけではありませんが、最近はだいぶかかとどうしが近くなりました。
腰痛は少し前よりは楽になりました。 まあ、あんまり痛みが続くようであれば整形外科を受診するつもりですが。
このかかとをつける正座をやってみて、太ももやらふくらはぎの筋肉がいかに少ないか、足首などがいかに硬くなってしまっているかがよくわかりました。
無理は禁物なので、無理しない程度に続けてみようと思っています。
腰痛以外にも、この正座による効能が本の中で説明されています。
とにかく無理せずといった感じですかね。