Someday Somewhere

A little something to say in my everyday life

おすすめ本リスト

完全に個人的なおすすめ本リスト
(随時更新)

フィクション

たった独りの引き揚げ隊

ロシアの国技であるサンボ(ソビエト連邦で開発された格闘技)を日本に広めたビクトル古賀さんの少年期を描いた1冊。 少年だった頃の自由奔放なビクトル古賀さん、敗戦で大陸から日本に戻る人たちから受けた酷い差別。 大陸から命からがら帰国する日本人たちや当時の混乱を背景に生命力たくましい少年が蘇ってきます。

梅里雪山

中国の雲南省にある梅里雪山の登頂を試みた京都大学学士山岳会と中国登山協会による合同隊の隊員17人が遭難し消息を絶つ。 隊員たちの知人であった作者は、遺体捜索活動に加わることになる。 捜索活動を行ったからと言って全ての遺体がすぐ見つかるわけもなく、作者はその後、山麓の村に通い続ける、梅里雪山に対する地元の人たちの思いを学んでいく。 遭難事故発生から最終的に19年もの歳月が過ぎ、活動は一区切りとなるが、山や自然、そしてそこで暮らす人々の思いなど、考えるべき内容の一冊。


人生

夢をかなえるゾウ

3部あるが、1部ずつそれぞれ簡潔している。 気が滅入った時に読むと、笑いながら読んでいる内にまた頑張ろうと思える本。


走る

BORN TO RUN

以前読んだ『スロージョギングで人生が変わる』の中でこの本に触れていたような。 世界中のランニング人口は数えきれないほどいるにも関わらず、高性能のランニングシューズが次々と販売されているにも関わらず、医学技術が日に日に進歩しているにも関わらず、足(脚)を痛める人はなぜか減らない。 そんな疑問に答えてくれるような1冊。 メインストーリーの途中途中に、様々な分野の研究者と研究結果が織り込まれているので、読みにくいと感じる人もいるかもしれないが、人間が”走る”意味が分かる本。


オリジナル(英語版)


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