Someday Somewhere

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ミシンの修理

もう随分前に親が購入したミシンが家にある。 でも、買った本人は全くといっていいほど使わない。 パンツの裾上げをしたり雑巾を縫ったりするときに私がちょっと使うぐらい。 色々な機能がついているのに、我が家にあるのがもったいないぐらい。

ミシンの機種は、シンガーのApricot 9700。

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先日、テーブルクロスを作ろうと思い、ミシンを使い始めたのだが、急に動かなくなってしまった。 右手側にあるハンドルを手で回そうとしても「重い」を通り越して全く動かない。

同じような問題やその解決方法はないものかとネットで調べてみると、あることはあった。 ただ、ミシンの修理屋さんのサイト等が多く、まあ、当たり前と言えば当たり前だが、一つ一つ丁寧に直し方を説明しているわけもなく、また説明していたとしても、修理に必要な工具が家にあるかといった問題もあるわけで。

修理に出すか、もっとシンプルな新品を買うかと考えているうちに、主人が直してしまった。

結果的には直ったわけだが、かなり大変でした。 「大変だった」というのは高いスキルが必要といった類いではなく、ただ単にミシンの外側カバーを外すのに一苦労だったということ。 設計図があるわけでもなく、ちょっと見ただけでは、どのネジを外すとどの部分を取り外すことができるのかわかりにくかったらしい。

カバーをなんとか取り外し、まずは埃等がたまっていないかチェック。 うちのミシンは購入してから長い年月が経っているにもかかわらず、あまり使っていなかったのできれいなものでした。

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次に油(グリース)が塗られている部分の掃除。 うちの場合は、グリースが寒さのためか固まりつつあるような状態だったらしい。 まあ、急に寒くなったのに窓際に置き続けてあったし、夏は何の問題もなく使えていたわけだし。

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固まったというか古いグリースを拭き取り、再度油をさすべき箇所にさすと、元通り動くようになりました。 やれやれ。

「修理の内容はなんてこともないのに、カバーを外すというところで躓いて諦めてしまう人もいるだろうに。 もうちょっと使う側のことを考えて作るなり、取説を詳しくするなりすればいいのに」と主人もちょっと呆れ気味でした。

とりあえず、修理代も発生せず直ってくれたのでほっと一安心です。