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カシミアのセーターを手洗い

カシミアのセーター。 薄くて軽く、安いフリースなどよりも全然暖かい。 毎年、冬の時期になると大活躍するのだが、「洗うのが面倒」といったイメージがある。 「イメージ」といっても、実際に「手洗い不可」とか「ドライクリーニングのみ」といったマークが服に付いているので、「洗うならドライクリーニングに出さなくては」となる。

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ただ、以前から「手洗いできたら便利なのに」と思いネットで調べてみると、手洗いしている人もいることがわかった。 そこで、私もやってみた。

 使った洗剤は無添加の粉石鹸(ちょうど家に使いかけがあったので↓)。

水の温度は約30℃(「30℃以下」で洗うようにと書いているサイトもある)。 ただ、冷たい水だと粉石鹸が溶けにくくなり上手く洗えないと思う。

1)洗面器にお湯をはり、粉石鹸を入れてよく泡立てる。 そこへセーターを入れ、やさしくおさえる。 「おさえる」というのも変かもしれないが、「ガンガン押し洗いをすると逆に汚れが布に入り込んでしまうのでNG」と書いている人がいた。

2)洗う時間は3分ぐらい。

3)洗い終わったら、濯ぎ。 濯ぎ、使うお湯の温度、やさしく押す、時間等、洗う時と同じように(ただ、もちろんセーターに石鹸成分が残っていては困るが)

濯ぎの最後のほうに、お湯をはった洗面器にお酢を少し入れたものを使った。 こうすると、洗い上がりがふんわりするというのを読んだことがあったので。 お酢の匂いが気になる場合は、洗面器のお湯を取り替えて、もう一度軽く濯げばいいと思う(実際、私もそうしました)。 

4)濯ぎ終わったら、軽く水気を取る。 軽くと言ってもこれがなかなか大変で、ぎゅうぎゅうと絞るわけにもいかず、そうかと言って洗面器から取り出すと、セーターは水の重みでダラー、水もボタボタと滴る。 

しょうがないので、空の洗面器にセーターを入れ、洗面器を傾けつつもう片方の手でセーターを軽く抑えた。 それから、バスタオルなど大きめ且つ厚めの布を広げ、その上にセーター平置きにした状態で、バスタオルを端からくるくると巻いていく。 この時も弱い力で。

5)最後に干す。 干すのも結構気を使う。 普通の服の様にぶら下げるとセーターが伸びてしまうので、平置き状態で干すのがベスト。 専用の平らなネット(網)も売られているが、スーパーなどで使われているプラスチックのカゴをひっくり返して使うこともできる。

さて、洗い終わってどうだったかというと、大成功でした。 一番心配していた縮みは一切なし。 ドライクリーニングから戻ってきた時よりもふわふわで柔らかい手触り。

今回はこわごわとカシミアのセーターを手洗いしてみましたが、これならウールなどもどんどん手で洗えそうです。