季節が寒くなってくるとよく作るすいとん。 味噌や醤油味といろいろな味の汁物に入れることができるので重宝している。 ただ、毎回作る度にすいとんの硬さや歯ごたえが違う。 もうちょっともちもち感があって尚且つふわふわ感もあってといったすいとんが作りたくていろいろ試した結果、今のところ、山芋や長芋のすったものと小麦粉を混ぜて作る方法が一番自分の好みに合っているように思うので、今日はその作り方。
<材料>(2人分)
山芋又は長芋 : 約180~200g
強力粉 : 30g
薄力粉 : 30g
<作り方>
1)すいとんを入れる汁物は前もって作っておく。(簡単なものなら味噌汁とかでもよい)
2)山芋又は長芋の皮を剥き、すりおろす。
3)ボールに2)と小麦粉を入れ、よく混ぜる。
水を加える必要はほとんどないが、芋によってすりおろした物の濃さが異なるので、必要であればほんの少し水を加える(基本的に長芋より手のような形をしている山芋の方が濃い)。
菜箸などでよく混ぜると粘り気が出てくるが、手で丸めるほど硬くはならない。 菜箸を上に持ち上げるとびよ~んと伸びる感じ。 ホットケーキ等の生地ほどゆるくない。
4)鍋にお湯を沸かし、3)をスプーンなどですくってお湯に入れる。 お湯に入れる時は、水で濡らした指先でスプーン上の生地をお湯に落とすと丸っこい形にできる。
5)山芋が入っているためか、お湯に生地を落としても深く沈まない。 表面が固まってきたらすくいとり、準備してある汁物に入れる。
6)すいとんを入れた汁物を火にかけ、すいとんも温まれば出来上がり。
山芋のおかげでふわふわ感はばっちりです。 小麦粉は薄力粉と強力粉の両方を入れることでもちもち感もだすことができます。 もちもち感をもっと出したい場合は強力粉の割合を多めにすればよいのですが、強力粉が多すぎると歯ごたえが硬くなってしまうので、入れすぎにも注意が必要です。