Someday Somewhere

A little something to say in my everyday life

『あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術 カラー実践版』

 私がこの本というか手帳術を知ったのは2013年になってから。 でもこの本の出版日を見ると2012年4月。 そしてそれよりも前の2011年10月にはこの手帳術についての書籍が出版されていた。

 今では「あな吉さん」とか「あな吉さんの手帳術」といった言葉で検索すると、あるわあるわ。 この手帳術を紹介しているサイト、実際に自分で実践している人のサイト、実践する中での自分なりの工夫を紹介しているサイトなどなど、すごい。

私が購入したのは上のカラー版のほうだが、今考えてみても、なんでこの本を買ってみようと思ったのかあまりよく覚えていない。 偶然本屋で見かけたのか、それともこの手帳術のことを知り、どんなものか調べてみようと思ったのか…。 もしかしたら、「A5サイズのシステム手帳を使う」というところに惹かれてこの本を手にとったのかもしれない。 ノートやバインダー、システム手帳と今までA5サイズを使うことが多かったから。

この本を読んでみて私も試しにやってみた、あな吉さんの手帳術。 A5サイズで6穴のバインダーを用意し、リフィルやインデックス、付箋なども準備したりして。

しばらく続けてみた感想はというと、う~ん、私にはむかなかったみたい。

上記の本や関連サイトなどでも、この手帳術を実践している人たちの手帳が見本として紹介されているけれど、もう、これは好みの問題だと思う(←当たり前か)。

あな吉さんは本の中で「自分で色々とアレンジしたくなるかもしれないが、まず初めは基本に忠実に実践すること」と言っている。 でもA4サイズのものも半分に折って保管しやすいA5サイズがいいと言われても、ライフスタイルによっては大きすぎると感じる人もいるわけで。

それからサイズと共に結構重要なのが重さ。 情報の一元化というのはそれなりに必要なことだとは思うのだが、そうすると手帳が重くなりがち。 もちろん、携帯する必要のないページは家の保管用バインダーに入れておけばいいので、ページを自由に綴じたり取り出したりできないノートタイプよりは便利 だけど。 それでも重くなりがち。 今ではスマホとかタブレットなどもあるので、両方をうまく取り入れて活用できるのであれば、この一冊に全てをと力む必要もなくなる。

それにA5サイズで6穴のバインダーやシステム手帳はよりどりみどりというわけにもいかない。 革製の良い物は値段もそれなりにするし、そうかといってプラスチック製のはなんともチープな感じがするし。 自分の気に入った物を見つけにくいかも。

まあ、付箋を使うというのは、やるべき事ややりたい事などを目に見える状態にし、予定の箇所に貼りつけ、「完了したら剥がす」という動作は達成感みたい なものを感じられるのはわかるけど、でも別に付箋がなくても今まで困ったことがない人間にしてみれば、付箋自体にこまごまと書き込むほうが面倒で…。

あっ、それから手作りしてしまうインデックスやらペンホルダーなどの作り方も紹介されているんだけど、これもうまく活用している人もいれば、私のように「な~んか安っぽくて嫌」と思ってしまう人もいるわけで。

要するに、人それぞれ、自分のライフスタイルに合った方法を試行錯誤しながら見つけるのがいいと、ありきたりな考えに落ち着いた。