だいぶ前からネット上で見かけた「バレットジャーナル(Bullet Journal)」という言葉。
「世界最強のノート術」、「人生を変えるノート術」、「世界中で大ブームとなっている」などといった言葉で飾られ、SNSでもたくさん紹介されています。
ノートの書き方の一種だよね、ぐらいに思い、特に調べたり関連書籍を読んだりもしていなかったのですが、少し前に本を読んでみました。
バレットジャーナルの特徴
たくさんの方が説明しているので、ここで詳しく書く必要もないとは思いますが、大まかに言うと
● ニューヨーク在住のライダー・キャロル氏が考案したノート術
● ペンとノートがあれば、いつでも、どこでも、誰でも、すぐに始めることができる
● 基本となる書き方は箇条書き(
● 既成の手帳ではなく普通のノートを使うので、自分の好きなように書きこめる(例えば、スケジュール帳のメモを書き込む余白が少ないとか、手帳のメモページが少ないとか、そういったストレスが無い)
● スケジュール帳ではないので、マンスリーやウィークリーページも自分で書く、又はコピーを貼る
● 1日1ページといった制約もないので、書く内容量によってページを使える
ラピッドロギング(Rapid Logging)
バレットジャーナルの最大の特徴はやっぱりこれ、ラピッドロギング。
タスクやメモなどを箇条書きにするのですが、その際にバレットと呼ばれるマークを文頭に付けて書きます。
例えば
「・」タスク
「-」メモ
「*」重要
など。
タスクでは
タスクが完了した場合は「・」の上に「x」を書く
タスクが次の日にも継続する場合は「・」の上に「>」を書く
などといった書き方をします。
基本となるページ
バレットジャーナルの基本となるページ(コアコレクションページ)は4つ。
インデックス(目次)
フューチャーログ(将来や未来のこと)
月間(マンスリーページ)
デイリーページ
ラピッドロギングを用いてマンスリーページやデイリーページに書き込んでいきます。
また、基本ページの他にカスタムコレクションページといって、自由に作るページもあります。
ちょっとやってみて思ったこと
全て手書き
SNSなどには、素敵な、可愛い、おしゃれなバレットジャーナルの中身をたくさん見つけることができますし、バレットジャーナルを書いて/描いている動画もあります。
それを見て、「自分もやってみようかな」と思う人も多いかと思うのですが、私はちょっと無理でした。 マンスリーを毎月手書きで書く、その他のページも手書きで書く、・・・。 書くというか描くというか、そういったことが好きな人はいいのかもしれませんが、自分には合いませんでした。 時間が無いというよりは、この時間を他のことに使いたいというか。
もちろん、「素敵なイラストを描きこんだり、カラフルなページにしたりしなければバレットジャーナルではない」というわけでは全然ありません。 自分の好きなように作れるのがバレットジャーナルなわけですから。
箇条書き
ラピッドロギングという方法を本で読んだ時は、「なるほどね、これならタスクの完了までの過程も分かりやすいかも」などと思ったのですが、実際やってみると、全てがごちゃ混ぜというか。
実際にデイリーページを毎日書いてみると、文頭にバレットが付いているにもかかわらず、タスクやメモが一緒になっているので、逆にまとまらないというか、見にくいというか、ぱっと一目で分かるという書き方ではありませんでした。
んー、なんでそんなにブームになっているのか自分にはピンときませんでした。
バレットジャーナル関連書籍
上記の本以外にも、活用法などを紹介している本が出版されています。
バレットジャーナル考案者自身のこと、なぜバレットジャーナルという方法が生まれたかなども書かれている上記の本が個人的にはお勧めです。