Someday Somewhere

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『言霊の力』- 黒戌 仁

最近、YouTubeを見ていて、クロ戌(黒戌 仁:くろいぬ じん)さんという方を見かけました。

以前から、テレビや雑誌などで見かけたことのある方も多いかもしれません。

色々な方面で活動されている方のようで、ご本人のブログにあるプロフィールは次のようになっています。

インド中央政府認定ヨガ講師
全米ヨガアライアンスRYT200取得
言霊ヨガ(別称:チャクラヨガ)主宰
日本伝統文化「あわうた」講師
㈱カルチャー所属「あわのうた」講師
タロット・シャーマン
祓魔師

そのクロ戌さんが去年、本を出されていたので読んでみました。


「言霊(ことだま)」という言葉、最近ではスピリチュアル関係の人たちがよく使っているような気がしますが、言葉自体は昔からあります。

デジタル大辞泉より
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。 発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。

百科事典マイペディアより
言葉に宿る霊の意。 古代の日本人は言葉に宿る霊力が,言語表現の内容を現実に実現することがあると信じていた。 言霊の信仰によって言葉を積極的に使って言霊をはたらかせようとする考えと,言葉の使用をつつしんだり避けたりする考えとの二つの面がある。 日本では和歌において言霊の思想がうけつがれ,のちの時代にまで影響を与えた。

本の内容自体は特別なことが書かれているわけではありません。 タイトルに『言霊』とあるように、言葉の大切さ、それと共に言葉を発する大切さなどが書かれています。

ただ、読みながら感じたのが、こういう種類の他の本とは何か違うということ。 個人的な感覚なので、読んだ人全てがそう感じるわけではないのでしょうが、紙面に並ぶ言葉や文字は同じなのに、何かが違う。

その理由はクロ戌さんが実際に体験してきたことにあるような気がします。

クロ戌さんはブログも書かれているのですが、そのブログに「クロ戌・自叙伝」というカテゴリがあり、ご本人の生い立ちが綴られています。 その生い立ちは壮絶と言ってもいいぐらい凄まじいものです。

読んだだけでも何と言っていいか分からないぐらいの衝撃を受けるので、実際にそれを体験してきたご本人は・・・と思うと言葉になりません(でも、やっぱり、体験していない者には分からないと言われてしまえばそれまでなのでしょうが)。

こういったご本人の体験があるからなのでしょうか。 シンプルだけど実感がこもっているというか、本質をついているというか、本当に相手のことを思って、一つ一つ言葉を選びながら、話しをする人なのかなと思いました。

本もさることながら、クロ戌さんのブログもお勧めです。 日々感じている事やヨガ教室、鑑定、その他のイベントに関する情報なども常に発信されています。

クロ戌さんのブログ(↓)
ameblo.jp