Someday Somewhere

A little something to say in my everyday life

『英語の神様』

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短いストーリーなのでさっと読めてしまいます。

なんとなく『夢をかなえるゾウ』を思い起こさせなくもありませんが、英語に限らず、外国語を学ぶうえでの基本中の基本が書かれています。

今の時代、外国語を勉強する方法は多く
・語学教室に通う
・ネットの語学教室で学ぶ
・テレビやラジオの語学番組を視聴する
・スマホの語学アプリを利用する
・YouTubeで語学動画を視聴する
・動画配信サイトで海外のTVドラマや映画を見る
などなど。

ネット上にも、「こうして話せるようになった」とか「〇〇でTOEIC〇〇〇点取れる」といった記事をよく見かけます。 ためになる内容もたくさんあることはありますが、この本に書かれているように、結局、基本的にやるべきことは今も昔も変わらないし、それを毎日やり続けること、ということになると思います。

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語学の基本

・音読(朗読)
・文字を見ずに聴く
 聞き流すのではなく、同じものを繰り返し聴く
 聴きながら他のことをせず、音声に集中して聴く
・ひたすら読む

音読

正しい発音ができないのに、声に出してひたすら音読しても意味がないのでは・・・と思いがちですが、これが結構いい練習になります。

ネイティブスピーカーではないので、多かれ少なかれ正しい発音やイントネーションで音読できるわけではないのですが、毎日音読をしていると、急にその言語で話さなければならない時など、自分でもびっくりするほど口がちゃんと動いてくれます。

文字を見ずに聴く

”聴くだけで話せるようになる”といった謳い文句の広告を見聞きすることがありますが、子供ならともかく大人の場合、「ながら勉強」ならぬ「・・・しながら聴く」は効果があまりない、又は効果が出るまでに時間がかかる、と思っています。

聞き取れない人にとっては、雑音のようになってしまいがち。 また、文字を見ながらだと、視覚にたよってしまいがちなので、聴く時は、音に集中して聴く。 そして、聴きとれるまでは同じものを繰り返し聴くという方法のほうが上達が早いと思います。

ひたすら読む

所謂「多読」ですね。 多読を勧める方も多く、これは語彙を増やす、フレーズなどの使い方を学ぶという点でも本当に効果的な方法です。

まずは自分のレベルに合ったものをたくさん読み、少しずつレベルを上げていくといいでしょう。

レベルに合っているかどうかの目安は、1ページ内に、辞書を引く必要のある単語が2,3個ぐらい。 初めは、そのレベルのペーパーバックを探すのに苦労しました(笑)。

この本はKindle版しかありません。

今回は、Amazonプライム会員の無料で読める電子書籍の中にこの本が含まれていたので読んでみました。

価格も安いですし、外国語の勉強で疲れた、嫌になってきた、なんていう時に読んでみるのもいいかもしれません。