よ～く冷えたトマト。 もちろんそれだけでも美味しいのですが、砂糖やワインで煮てから冷やして食べるトマトのワイン煮も美味しい。 そんな冷やしトマト、今回はデザート系ではなくおかず系の冷やしトマトです。
【材料】（2人分）
トマト：大2個
青じそ：4枚前後
出汁：500ml
【作り方】
1）出汁を用意する。 削り節や昆布を使ってもいいですし、市販の出汁を使ってもよい。
2）トマトのへたをくりぬき、皮を湯むきする。
3）ボールなどに1）と2）を入れ、冷蔵庫に一晩おく。 トマトは丸ごとそのままで。
一晩冷蔵庫においても味がトマトにしっかりしみ込まない場合があるので、竹串やつまようじでトマトの表面を数か所、ブスブスと刺しておくと出汁の味がしみ込みやすくなります。
4）器にトマトと漬ける時に使ったつゆを入れ、千切りにした青じそを上にのせる。
トマトは丸ごと器に入れるととても食べにくいので、あらかじめ包丁で切り目を入れてから器に入れたほうがよい。
あとは、お好みで塩、コショウ、オリーブオイルなどをちょこっとふりかけて食べても美味しいです。
出汁の味がしみ込んだこの冷やしトマト。 子供の頃よく祖母が作ってくれました。 子供の時は「出汁の味より甘く煮たトマトのほうがいいな」と思っていたのですが、さっぱりしたこの味もなかなかです。
また、出汁の味が既にしみ込んでいるので、スライスするなり小さく切るなりして冷やし中華、冷製パスタ、サラダなどにも使えて便利です。
