Someday Somewhere

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バナナの天ぷら

以前北京に住んでいた頃、近くにタイ族の人がやっているレストランというか食堂がありました。 タイ族(傣族【dǎizú (dai3 zu2)】)は中国の少数民族のうちの一つで、主に雲南省に暮らしています。

そこのレストランで出される料理は特にくせもなく、日本人でも食べやすかった記憶があります。 そんな料理の一つにバナナの天ぷらがありました。 本当に単純に、「バナナの天ぷら」で、バナナに天ぷらの衣をつけて揚げただけなのですが、これが妙に美味しくて、友達と行くと必ず誰かしら注文してました。

それ以来、バナナの天ぷらはうちでもよく作って食べる一品になっています。

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【材料】
バナナ:数本
小麦粉

【作り方】
1)バナナの皮をむき、食べやすい大きさに切る。

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うちでは、写真のように切っています。

大き目のバナナの場合、まず三等分に切り、その一つ一つを縦に半分に切るといった感じです。 小さめのバナナなら二等分に切ってから縦半分に切ってもいいと思います。

長めに切ると、衣をつける段階で折れてしまうこともあるので、長さはあまり長めにしないほうがいいと思います。

2)小麦粉と水で衣を作ります。 衣の硬さは普通の天ぷらと同じ。

3)フライパンに油を熱し、天ぷらを揚げる要領で揚げていく。

普通、天ぷらなどを揚げる場合、油の温度は170℃ぐらいと言われていますが、今まで作った感じでは、170℃よりも高めの方がカラッと揚がり、美味しくなります。

熱した油にバナナを入れて暫くすると、音が少し変わってきます。 バナナに含まれる水分が出始めているからですが、揚げている時の音が変わってきて、衣の色が少し褐色に変わってきたら、調理用バットなどに取り出し、油をきります。

4)器に盛り付け、出来上がりです。

バナナをそのまま食べる場合(←普通、そのまま食べるけど)、「ねっとりしているのが好き」だとか「ねっとりと熟れ過ぎていないものが好き」とか好みがあると思いますが、どのタイプのものでも天ぷらにできます。 ただ、熟れて甘いものだと、加熱して更に甘くなります。 好みの問題だと思うので、いろいろなタイプのバナナで試してみるのもいいかもしれません。